2011年12月28日

鞄図書館 芳崎せいむ

鞄図書館 芳崎せいむ 東京創元社
鞄図書館。世界中の本がつまっている鞄。でも一人で持ち歩ける鞄。その中には、世の中のすべてが、知恵が、歴史が、愛情が、ミステリーが、ロマンが詰まっている。そんな鞄と司書さんの旅のお話。

芳崎せいむといえば、「金魚屋古書店」であるがもうひとつの代表作になりそうなのが、この本。金魚屋古書店の地下倉庫とこの本の鞄図書館はマンガ界における世界遺産のようなものだろう。ぜひ一度、覗いてみたいものだ。

唐突な始まりで、設定も十分わからぬまま読み進むにつれ、鞄図書館が気になってくる。ひたすらゲーテを引用する鞄は、かなり怪しい。さらに同行する司書さんも怪しい。しかし、この設定の魅力は読み進むにつれてマンネリになるどころか加速していく。

早くも次の巻が待ち遠しい。今年一番のヒット作。
posted by 灯台守 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ