2011年12月10日

リアル・スチール

リアル・スチールを見に行った。製作は、ドリームワークス。ショーン・レヴィ監督、ヒュー・ジャックマン主演である。鉄板のボクシングものと、伝統の父と息子ものをうまくミックスしたSF映画。

ヒュー・ジャックマン演じるチャーリーは、昔プロボクサーであったが、今はロボットボクシングを行い、小銭を稼ぐ日々。無謀な試合で手持ちのロボットが壊れ、途方にくれたところへ、母親に死に別れた息子のことを知らされる。チャーリーは、息子を養子にしたい義理の妹夫婦に掛け合い、親権を放棄するということを口実に金をもらう。新しいロボットボクサーを手に入れるためだ。しかし、再び無理な試合をして結局スクラップにしてしまう。修理の部品取りのために、ゴミ捨て場から部品をあさっているとき、息子が完全なロボットを見つける。彼は、そのロボットで試合に出ると言うが・・・

単なるSF映画として見ると、ロボットの動きはなめらかで、近年の特撮技術の向上がしのばれる。また、人生ドラマとして見てもダメな父親として描かれるチャーリー役のヒュー・ジャックマンの好演ぶりもすばらしい。親子の交流がほほえましい上に、物言わぬアトムのしぐさが、なにより雄弁に語っている場面もあって、撮り方もうまい。また現在の恋人で昔からの知り合いベイリーとの、ほのかな大人の恋も抑え気味みに語られているところも好感がもてる。

やはり、ロッキーを筆頭にボクシングものは燃える。本作も、最終シーンは圧巻のボクシングシーン。結果はともかく、熱くなることうけあい。いい父子を描く娯楽大作。
posted by 灯台守 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画