2011年12月06日

王国の鍵7 ガース・ニクス

王国の鍵7 〜復活の日曜日〜 ガース・ニクス 主婦の友社
いよいよ、「王国の鍵」も最終巻。サタデーから鍵を奪取したアーサーは、サンデーの待つ天空の庭園へ急ぐ。そのころ、リースは地上でマダム・フライデーの病院で小規模核によって汚染された場所から患者を逃がそうと奮闘してた。そしてスージーは、サタデーの塔の上からハウスが無によって侵されて行く様子を見ていた・・・

三者の視点で交互に描かれ、その視点は最後にひとつになる。そしてひとつになった後の数十ページで本作の謎が一気に解ける。ファンタジーの最終章にふさわしい幕切れともいえるし、キリスト教的な終り方とも言えるかもしれない。

正直、もっとすさまじい終り方を期待していたことは否めない。最後は、サタデーとアーサーの第七のWill解放競争に終始していたので、ちょっと肩透かし。でもゾウのエピソードは良かった。思い出しただけでも熱くなるものがある。

ともあれ、7巻まで読了し一安心という感じ。読んで損は無いファンタジーではあるが、7巻まで読まないと消化不良を起こす。心して読んでください。
posted by 灯台守 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー