2011年11月03日

ステキな金縛り

三谷幸喜監督の作品。西田敏行、深津絵里が主演。

三流弁護士の宝生エミが、受けた弁護する殺人容疑者は、事件当時のアリバイを主張する。「そのとき私は落ち武者の幽霊によって金縛りにあっていた」と。奇妙奇天烈な主張だが、他に弁護する材料の無い彼女は、その幽霊の落ち武者を法廷に証人として立たせようとするが・・・

例によって例のごとく、三谷コメディが炸裂。二時間二十分の時間を感じさせない面白さ。贅沢な役者陣を知りつくした三谷演出がすばらしい。奇想天外な設定に、十分張り合った展開。そしてミステリとしても、ちゃんと合理的な落ちを付けてくれている。
三谷監督の手腕がすごいことは重々承知の上だが、西田・深津の両主演が好演しているし、中井貴一、阿部寛も、やっぱりうまい。

ちょっと憂鬱な気分で出かけたとしても、映画館から帰る足取りが軽くなる。思わずタップダンスを踊りたくなる(映画を見た人にはわかるだろうが)、ちょっと幸せになることが出来る、そんな時間をプレゼントしてくれる、そんな映画に出会ったことに感謝。
posted by 灯台守 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画