2011年11月10日

銀婚式物語 新井素子

銀婚式物語 新井素子
そうか、25年か・・というのが正直な第一印象。その間、第一線で大活躍、という程でもなく、かといって消え去ったわけでもなく、地道に作家活動を続けてきたんだなぁ・・という感じがじわじわと沸いてきた。

たぶん、同年代で、高校時代から読み続けている唯一の作家さんで、たぶんこの条件に当てはまる作家は出てこないだろう。(あたりまえか) かの結婚物語・新婚物語が出て数年後に結婚したものとしては、かなり当てはまる所は多い。具体的にはないけれども、いくつかの小さな差分や、嗜好の違いをうめつつ夫婦生活が出来上がっていくところが、妙に「ああ、あるある!!」と納得してしまう所以である。


ファージの話や、家を買う話、お父さんの話など、涙ぐんだり、笑ったりしつつ分厚い本なのに、一日もたなかった。結婚物語・新婚物語の25年後にこんな物語をプレゼントしてくれた新井素子さんに感謝!!

なお、プロの書評家で、どんな駄作も名作にしてしまう?大森望さんの書評はこちら。
http://www.webdoku.jp/newshz/ohmori/2011/10/25/214612.html
posted by 灯台守 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) |

2011年11月09日

アイスクリン強し 畠中 恵

アイスクリン強し 畠中 恵 講談社
「しゃばけ」の作者が描く、明治初頭の文明開化のお話。
皆川真次郎は、外国人居留地で育ったことから、洋菓子の作成技術を得た日本人。洋菓子店を開くことを目標に奮闘するが、友人の巡査達「若様組」や、女学生で成金の娘「沙羅」との間で、いろいろな事件が勃発する。果たして彼の洋菓子店はうまくいくのだろうか?

明治初頭という設定は目の付け所がよく、新鮮な感じを受ける。キャラクタの設定もよいと思うし、事件もひねってあって、なかなか楽しく読める。でも、「しゃばけ」のような、安心して入り込めないのは、まだまだ未消化な所が作者自身にあるような感じである。

続編もあるようなので、機会があれば読むことにしよう。
posted by 灯台守 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) |

2011年11月08日

新井素子 確保!

銀婚式物語入手を契機に、新井素子ブーム再来かも。先日、図書館で借りた「お元気ですか」をAmazonで確保するついでに、最近出た本で、未入手本を確保した。幸い、「お元気ですか・」以外は、新刊でも購入可能だったので、一安心。Amazonなら、今週末には手元にとどくだろう。

明日からは出張なので、銀婚式物語に着手かな?
posted by 灯台守 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) |

2011年11月07日

お元気ですか 新井素子

お元気ですか 新井素子 広済堂出版

銀婚式物語を入手したので、読む前の助走をかねた新井素子さんのエッセイ。この本、うっかり買い逃していたらしい。図書館で借りたが、絶版・品切れを確認。絶版・・・もったいない。

数年ぶりに読み返したが、やっぱり「素子姫」大爆発。彼女のエッセイは、誰にも真似できない。この読後感は、非常に懐かしい想いがあった。今から四半世紀前、彼女が結婚物語等をリリースしていたことの感触に重なる。自分は変わったが、彼女の文体というか書き方は変わらなかった。(エッセイは・・である。普通の小説は以前と比べて、はっちゃけた感じは無いです)

数年ぶりの新井素子さんのエッセイは、やっぱり新井素子さんでした。
posted by 灯台守 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) |

2011年11月06日

王国の鍵 7 最終巻 予約開始

ガース・ニクスの「王国の鍵」最終巻が、いよいよ2011/12/1で出ます。Amazonで予約開始されました。このブログも、王国の鍵で検索に引っかかって訪問される人も多いようです。

さて、再読週間にいつ突入するか、計画を立てねば。
posted by 灯台守 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

クマのあたりまえ 魚住直子

クマのあたりまえ 魚住直子 ポプラ社
魚住さんらしいと、くくってしまうとその通りだが、やっぱり魚住さんの短編だけに軽くは読みすごせない一冊。本は薄いが、内容は厚く、気安く読もうとすると拒否される感じがヒシヒシと迫るような本である。

べっぴんさん
ショートカット
アメンボリース
朝の花火
そらの青は
光る地平線
クマのあたりまえ
の7編が収録されている。やはり表題の「クマのあたりまえ」は、あたりまえでない話になっている。幼いクマの何気ない疑問が疑問として提示され、それに逃げずに正面から挑んでいる姿はなかなか面白く読めさせてくれる。単なる可愛い話ととるか、深い話ととるか読者の選択は自由。

そんな自由な本である。しかし、自由は重かったと再認識する本でもあるかもしれない。
posted by 灯台守 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学

ステキな隠し撮り

三谷さんの映画、「ステキな金縛り」のスピンオフドラマ。見ましたが、やっぱり面白かった。三谷さんは、サービス精神のあふれる人だと再認識。

見逃した人は残念至極だが、どうせDVDが出ると踏んでいる人は、たぶん正解。フジTVは商売が上手いなぁと思うことしきり。
posted by 灯台守 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ