2011年11月16日

手で作る本 山崎曜

手で作る本 山崎曜 文化出版局
手製の製本方法を紹介する写真盛りだくさんの本。以前、製本について調べたときには、栃折久美子さんの本くらいしかまともなルリユール関係の本はなかったのだが、最近よい製本の本がでているようだ。

この本には、さまざま製本方法のレクチャーが具体的な工程を写真とイラストで説明してくれている。特に工具の説明がよい。代用できるものまで記載されているところは、実用的な評価があがるところ。

普通の方で、実際に製本をすることはないかもしれないが、本の修理を行うときには十二分に役立ちそうではある。また、記念の冊子を作るのにも役立つだろう。意外な活用方法として、小学校/中学校の卒業文集なので役立ちそうではある。
posted by 灯台守 at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) |

デザインの変更

11月も後半に突入したので、模様替え。いっそクリスマス・・・とも考えたが、まだ11月なので、「秋は鹿」という純日本式発想で、お送りします。
posted by 灯台守 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2011年11月15日

小さな人のつづきの話 佐藤さとる

小さな人のつづきの話 佐藤さとる 講談社文庫
文庫復刊も、5冊目。既刊の復刊は終了である。気になる解説は、個人的待望の佐藤多佳子さん。佐藤さんの著作や、白百合でのパネルディスカッション等々を思い出しつつ読んだ。納得の解説でした。

これで年明けに6冊目となる「小さい人のむかしの話」を改題して出版される文庫を待つのみとなった。
posted by 灯台守 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2011年11月14日

チャンネルはそのまま!

チャンネルはそのまま! 佐々木倫子
小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中。

北海道テレビを舞台に、新入社員の新米記者・雪丸花子を主人公に描かれる佐々木さんお得意のコメディ。

採用時の「バカ枠」という表現方法/書き方がすごい。クレームは無かったのかと心配になる。おまけにストーリーは飛んでいるし、周囲を無視した主人公の独立独歩の様子もコミカルで、傍若無人さ満載。しかも本人には、意識がまったくないというところも天晴れではある。

佐々木さんのマンガには、この手の主人公が登場する。「動物のお医者さん」の菱沼さんや、「Heaven?」の黒須オーナーなど、一作に一人はいる。(複数いると話が進まない・・・) このキャラクターは佐々木さんの専売特許だとあらためて認識。

この話の欠点といえば、月1回ペースの連載で、コミックスが出るのに時間がかかること。9月に4巻が出たということは、次は来年の夏である。寂しい・・・。
posted by 灯台守 at 21:28| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ

2011年11月13日

マネーボール

マネーボールは、ベネット・ミラーが監督。主演は、ご存知ブラッド・ピッド。
野球に、確率論と正確な選手評価を導入したビリー・ビーンをモデルにした事実に近い映画。

映画の中、試合結果や、成績は事実と見られるが、ジョナ・ヒルが好演したピーター・ブランドは、架空の人物のようだ。当時のGM補佐は、ポール・デポデスタだった。

劇的なドラマもなく、逆転優勝も無いが、深いところで人間が持つ常識との戦いをシビアに見せてくれる。仕事のパラダイム=枠組みを壊すことは、困難きわまりないことだ。それは野球球団のGMにもいえること。スカウトは、今までどおりの数十年培ってきたやり方を続ける。そのスカウトを叩き出して、自分の描く理想の選手を入れるが、監督は言う事を聞かない。映画中、奇跡のシーンは一度だけあるが、どう見ても彼が引き出して、並べた野球ゲームの結果だといえる。冷静に見ると、そう確信できるシーンだから。

ブラッド・ピッドは、上手い。正直、カッコいいだけの俳優かと思っていたが、さにあらず。離婚して別れて暮らす娘を想い、常識に囚われた周囲を説得したり、強行手段をとったりして、少しづつ変えさせるGMは、まるでこの10年以上GMをやっているかのように、演じていた。そのGMであることの苦悩が見えてくるようだった。

見る人のとり方や、今抱えているものによって様々に変わってくる映画だろう。すくなくても、今打破しなければならないもの、立ち向かうものがある人は、何かを得ることができる、そんな映画である。
posted by 灯台守 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2011年11月12日

こころげそう 畠中恵

こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり 畠中 恵 光文社
正式名称は、長い。文庫化されているが文庫では短くなった記憶がある。読んだのは、図書館から借りたハードカバー。

幼馴染との恋愛ミステリーものがたり。手を変え品を変えの展開。幽霊も出ます。恋愛ものながら、ミステリー仕立てな所がよいかも。

畠中 恵さんのファンなら楽しめるが、「しゃばけ」ほどの集客力はない。文庫でなら、お手軽でよいかも。
posted by 灯台守 at 20:36| Comment(2) | TrackBack(0) |

2011年11月11日

今日もいい天気 新井素子

今日もいい天気 新井素子 廣済堂出版
新井素子さんの未読本消化シリーズで、先日の「お元気ですか」と同じく、クロスワードパズルに連載されたエッセイ集。

やっぱり、新井素子さんは新井素子さん以外の何者でもなく、その日常は穏やかな日々である。そんな中にも、ネタは転がっていて、甥姪との映画の話や、紅白歌合戦の話などが登場する。こう表現するとまったく違和感が無いが、内容はかっとんでいたりする。

やっぱり、面白い。もうすこし、新井素子リバイバルシーズンにお付き合いください。
posted by 灯台守 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) |