2011年11月23日

築地魚河岸三代目 はしもとみつお

築地魚河岸三代目 はしもとみつお 小学館 ビックコミックで連載中
銀行員の赤木旬太郎は人事でリストラを担当する。自らもリストラの対象として、銀行を去り嫁の実家の築地魚河岸、仲卸『魚辰』を継ぐことを決意する。魚に関しては素人だった彼が、三代目として奮闘するお話。

現在まで33巻が出ているが、原作もののマンガであり、大石けんいち(1巻)、鍋島雅治(2-21巻)、九和かずと(21巻-)が原作を担当し、作画ははしもとみつお。

最初から一貫して日本の魚文化を尊重し魚のおいしさを取り上げる。魚好きにはたまらない。読んでいて、おなかが減るマンガである。ファーストフード全盛で、コンビニ弁当にはサケくらいしな入らない昨今。本当においしく魚を料理できる人も少なくなって来たかもしれない。

おいしく魚を食べるということは、うまく料理できるだけではなく、ちゃんとお箸で小骨をとっていただけるということ。食べ終わった魚がきれいに骨だけになっているような、見ただけで美味しく魚をいただいたということが解るような食後の状況にしておきたいものだと思わせるマンガである。
posted by 灯台守 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ

2011年11月22日

夜明けの図書館 埜納 タオ

夜明けの図書館 埜納 タオ 双葉社

新米司書のひなこが、勤める市立図書館で司書としてリファレンスの対応で、奮闘するお話。昔の写真がもう一度みたい老人、影が光るという発言から嘘つき呼ばわりされている少年等々の疑問や調べごとを図書館司書がリファレンス技術を駆使?して解決する。

司書の仕事にリファレンスというものがあることを知らない人は多い。図書館戦争の主人公、郁が苦手な作業でもある。図書館の利用者からの問い合わせに対して的確な本を選ぶことがその内容であると説明できる。

このマンガは、そのリファレンスを通して、本のありがたさや司書としてのやりがい、図書館の使命等々を感がさせてくれるマンガである。今まで、この手のマンガは無かった。ありそうでない分野を切り開いた埜納タオさんには、図書カード一年分を記念に上げてもよいくらい。(って、図書カード一年分ってどのくらい?)

図書館好きには、必携のマンガが登場である。
posted by 灯台守 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ

2011年11月21日

ちょっと不調

読書熱が急速に落ちている。ちょっと不調。こういう時に風邪を引きやすい傾向にあることは経験則が証明済み。

未読のマンガが増加しているので、マンガ週間に突入かも。

#来客があって、昼休みも、夜も、お付き合いしていたからかな?
posted by 灯台守 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2011年11月20日

諸怪志異 諸星大二郎

諸怪志異 全3巻 諸星大二郎 光文社
双葉社から出ていた4冊を再編集し、他の本に掲載されたものも含めて原稿をリマスタリングして出版したもの。五行先生や阿鬼の話を、3巻にまとめなおしていて、伝奇編、阿鬼編、燕見鬼編の三部作。一冊、1600円〜1700円と高いし、私のように前の版を買っていたものにとっては、重なる話も多い。しかし、今回初収録の話もあるし、印刷の質も高く初めて手にする人は良い買い物だと思う。(でも買い足す方の身になってほしい気もする。諸星さんで無ければ中古で済ますだろう。)

ファンタジー好きの方には、前半2巻だけでよい。中国の伝奇小説入門編としてよい本かもしれない。ビジュアルだし、基本は抑えてあるし。2冊で気に入ったなら、3冊目も良いと思う。でも、3冊目の後半は燕見鬼(幼名は阿鬼、成長後の名前)のアクション話になるので、多少趣が違うので注意されたい。

なお、諸星さんが何年も掛けて書かれた本であり、内容はかなり濃い。中国の宋時代の闇、暗闇の向こう側が見えるようで、凄みを感じるところもある。圧倒される内容に、あっという間に持っていかれる感じがするだろう。。数少ない内容保証つきの中国古代伝奇マンガなので、心して読んでください。
posted by 灯台守 at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ

2011年11月19日

読書ノート的な記載、一休み・・・

ちょっくら、読書ノート的な記載は一休み。

このblogはアクセス解析機能がある。見ていると、動きが特徴的。
・やっぱりファンタジー・児童文学の検索で来る人が多い。
・最近のはやりか、iPhoneで読んでいる人が多い。
・iPadの接続で困ってくる人もいる。
・末吉さんの著作と、児童文学・ももたろうの同人の方の著作検索で来る方もいる。

昨日のSFはがっくりアクセスが少ない。そりゃ、そうかも・・・と思うことしきり。
posted by 灯台守 at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2011年11月18日

新任少尉、出撃! マイク・シェパード

新任少尉、出撃! 〜海軍士官クリス・ロングナイフ シリーズ〜 マイク・シェパード ハヤカワSF文庫

士官学校を卒業した海軍士官クリス・ロングナイフは新任少尉。彼女は、初の任務として辺境の惑星で発生した少女誘拐事件の解決のため人質奪還作戦を敢行するが・・・

クリス・ロングナイフは財閥ロングナイフ家の娘であり、父は惑星ウォードヘブンの首相であるという設定。財閥の家を嫌って海軍に入るが、ただではすまない。冒頭の誘拐犯撃滅作戦から始まり、火山が爆発した惑星の救援を経て、最終章へ突入する。この本はシリーズ一冊目で、いろいろな謎は残されたまま次巻以降に引き継がれる。

本作は、軍関係の経験が長い著者の経験が生かされ、アメリカとアメリカ人の軍への考え方/思想が良くわかる。正義とは何か、その正義を守る軍とは何か、途中のクリスの自問自答が深い。途中の作戦で部下を亡くして落ち込むクリスを画く部分もある。一方、SF的な描写も多彩で、SF初心者にはついていけない所もあるが、まあ、雰囲気で読み切ってください。(笑)

現在3作目まで邦訳済み。あちらではもっと出ている人気シリーズみたい。たぶん、次の作品も読むんだろうな。
posted by 灯台守 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) |

2011年11月17日

はじめての手製本 美篶堂

はじめての手製本 〜製本屋さんが教える本のつくりかた〜 美篶堂 美術出版社
昨日に続いての、製本の本。著者は、美篶堂(みすずどう と読みます)という長野県にある手製本のお店である。こだわりのある製本を通じて、手作りの本を届けようとする人たちの本である。

内容は、ほとんど入門編・解説という感じなので実践を経た人にはものたりないかもしれない。しかし、製本というもの、本を作るとはどういうことか?という事を考えるためには良い本だと思う。

前半が製本の種類と入門的解説。後半は美篶堂の成り立ちや、いろいろとした話から成る。「本」そのものに興味がある方にオススメします。
posted by 灯台守 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) |