2011年10月05日

アブホーセン ガース・ニクス

アブホーセン ガース・ニクス 主婦の友社
すっかり書くのを忘れていたシリーズ。サブリエルとこのライラエル、アブホーセンの三部作。
古王国シリーズ、その3である。3部作の最後を飾るにふさわしいエンディング。

ネタバレになってしまうので、詳しくはかけないが、ライラエルの使命やモゲット/不評の犬の正体もわかる。最終的な敵を封じ込めるシーンは、ファンタジー作品ならではのクライマックス。このシーンを読むために、3部の長い前振りがあったといっても余りある名シーン。敵の問いかけに答えるモゲットの答えは、なんとも言えない名台詞。

やはりファンタジーに不可欠な世界観が良いし、キャラクターも人間臭くて生活感がある。王宮でのシーンや、魔法のないこちら側の世界での銃撃戦の描写もあって、息をつかせぬストーリーテリングも良い。

ああ、次にこのクラスのファンタジーにあえるのはいつなんだろう?と自問自答する自分だった。

よって★5つ。読んではまればめでたさ百倍。
posted by 灯台守 at 18:54| Comment(0) | ファンタジー