2011年09月15日

リアリティとファンタジー

とあるAmazonの評価で、こんな記載を見た。

「こんなことが起こるのは物語の中の話だから。この本はファンタジーかと思った」

ようするにこの評価を記入した人は、リアリティが無い=ファンタジーだと結びつけた。本当に、ファンタジーはリアリティが無いか?このブログの管理人=佐藤さとるwebの管理人であるからには、回答は明らか。ファンタジーにはリアリティが必要不可欠です。(キッパリ)

「この恋愛小説のようなことは起こらない。リアリティが無い。」というリアリティとは何だろう?そりゃ、丸の内OLの所に実物の白馬にまたがった王子様が「あなたを探していました」と告白する・・・というシチュエーションは現実には無いかもしれない。でも、読者の目の前に白馬にまたがった王子様とプロポーズを受けるOLを鮮やかに見せてくれる語り手がいないと誰が否定はできようか。少なくても私はしない/できないと思う。

リアリティという問いかけは単純だが、奥は深い。それは作者への問いかけと共に読者自身への問いかけでもある。
posted by 灯台守 at 23:22| Comment(0) |