2011年07月12日

氷のなかの処女

氷のなかの処女 エリス・ピーターズ 光文社

シリーズ6作目。本作ではめずらしい戦闘シーンもある。女帝モードからの攻防で、ウスターからのがれてくる避難民。その中に貴族の姉弟がいるという情報が、カドフェルの修道院にあった。あちこちで虐殺が行われ、一帯は夜盗が出没しているという。院長から怪我をした修道士治療の命をうけたカドフェルは弟を見つけた帰途、凍結した小川の中に凍りついた娘の死体を発見する。それはいなくなった姉なのか?

ミステリとしては、複雑ではないが、スリルのある描写は続く。途中に登場する姉弟をすくう若者が印象的。

話は、意外な形で決着がつくが、この若者は後々登場する感じがする。やはり、イギリス中世捕り物帳の面目躍如。
posted by 灯台守 at 22:30| Comment(0) | ミステリ