2011年07月31日

的を射る言葉 森博嗣

的を射る言葉 森博嗣 講談社文庫
推理小説の作家で、大学の工学部教授の森さんの本。背に47とあるから、これだけ文庫がでているとはすばらしい。この本は、森さん独特の警句集といえる。

あえて引用はせず。実際に購入して読む価値はあると思うので、出会ったら購入してみてください。(と、誰に言うのか?不思議。)
posted by 灯台守 at 20:34| Comment(0) |

2011年07月30日

コクリコ坂から

家内、息子と見に行く。50歳以上になると、夫婦で50歳割引で一人1000円。安い。

今回のジブリはリアルな過去といった感じ。ファンタジックな要素が無いというのは、久方ぶりかも。私たちの世代である、昭和30年代の雰囲気をうまく出していたとは思えるし、描き方や背景の描写は、ジブリクオリティだと思う。

ある意味、出会いの話。ただし、そんなに深く込み入った話は無く、筋はまっすぐ。

上質な短編映画を見た感じであり、そこそこ満足したが、今まで感じていた「ジブリ」の「センス オブ ワンダー」的なものは物足りなかった。

なお、冒頭にかかる「朝ごはんの歌」がすごく気になったが、エンドロールを見ていたら谷山浩子の曲だったことが判明。テルーの唄に続く、意外な出会いであった。
posted by 灯台守 at 20:46| Comment(0) | 映画

2011年07月29日

じつは、わたくしこういうものです クラフト・エヴィング商會

じつは、わたくしこういうものです クラフト・エヴィング商會 平凡社

クラフト・エヴィング商會による架空の職業紹介。職業カタログといったものか? クラフト・エヴィング商會が提供する本なので、一筋縄ではいかないものばかり。かなり面白いものから、ちょっとコジツケのものまで取り揃えている。

もし、自分で選べるなら、「どの職業?」と考えてみるのも面白い。私は文句無く「シチュー当番」。

クラフト・エヴィング商會をご存じなければ、wikipediaに詳しい。
posted by 灯台守 at 22:02| Comment(0) |

2011年07月28日

押さえておくべきミステリー

昨日、今日、明日と家内の実家一族が松山に集結し、いろいろと行動。で、甥っ子の読書傾向がミステリに向いているとのことで、急に思い立った次第。
他の分野と違い、ミステリは時系列で読むほうがよいとおもう。その中で古典といわれる本のうち抑えておくべき本をあげてみた。

・ポー「モルグ街の殺人事件」「盗まれた手紙」
・クリスティから、「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺人事件」「オリエント急行」「ABC殺人事件」
・クイーンから「Yの悲劇」「エジプト十字架の秘密」
・ルルー「黄色い部屋の秘密」
・クロフツ「樽」
・ヴァン・ダインの初期から数冊。
・シャーロック・ホームズ「赤毛連盟」「まだらの紐」「6つのナポレオン」

日本で言えば、
・綾辻行人「十角館の殺人」
・島田荘司「占星術殺人事件」
posted by 灯台守 at 22:55| Comment(0) | ミステリ

2011年07月27日

Jの神話 乾くるみ

Jの神話 乾くるみ 文春文庫

実は、本作は最初講談社から新書版で出ていた。メフィスト賞受賞作だったからである。のちに文庫化もした。古本屋で105円だったので、つい購入。再読した。やっぱり、最後のエピローグは衝撃的。ある意味、擬似SFというか、擬似本格ミステリというか、不思議な話。

受け入れられて「名作」という人と、「何これ?」と拒否反応の人と評は二つに分かれることは十分納得できる。さて、どっちが良いか解らないが、まずは読んでみて自分自身で判断すべき。

最後の十数ページ、簡単に書くことのできない分野であることは確かである・・・と、しておこう。
posted by 灯台守 at 21:56| Comment(0) | ミステリ

2011年07月26日

和漢三才図会 全18巻 寺島良安

和漢三才図会 全18巻 寺島良安 東洋文庫

非常に面白い。資料としてみても一級品の百科事典。ただし江戸時代の事実であり、現在の事実とは違うことは明白。そこがまた面白い。
冒頭の天文から始まり、全105巻。最終あたりには食べ物まで記載があり、カステラなどもある。まさに百科事典。

やっと中古でそろったので、ブログに書き込み。購入に足掛け10年以上かけた本。一冊3000円以上する巻もある・・・。あらあら。
posted by 灯台守 at 20:40| Comment(0) |

2011年07月25日

へだたり 坂田靖子

へだたり 坂田靖子 ジャイブ

坂田さんの選集。いわゆる耽美系マンガを集めたもの。初出も「JUNE」とかが多いようだ。どういう分野を描いても、「やっぱり坂田さんのマンガ」になっていることに驚く。ミステリもファンタジーもこういう耽美系もこなし、全部ひっくるめて「坂田風」になってしまうところに、この人の魅力があるに違いない。

選集という名前になっていてちょっと違う作品のふりをしているが、ページをめくると「やっぱり坂田靖子」が読めるのだ。そのことを確認して安心する自分がいる。
posted by 灯台守 at 21:25| Comment(0) | マンガ