2011年06月29日

ファンタジーとしてのミステリ

ファンタジーの定義にもよるが、「ある種のミステリ」はファンタジーと通じるところがある。ファンタジーとは、ある定義のものに世界を描くものであり、単なる荒唐無稽な話であれば、ファンタジーとはいえない。勝手気ままに魔法が使える世界などファンタジーとしては描かれない。だからこそ、本来はありえない岡引きが活躍する捕り物帳や、カドフェルが登場する歴史ミステリが成立するのだ。

その世界を、きっちり約束の元に構築する。ミステリもファンタジーも同じなのだ。

上質のファンタジーと、上質のミステリは、「センス・オブ・ワンダー」を与えてくれる。この話、私のオリジナルではなく、某ファンタジー作家さんと飲んでいる最中に出た話。ちなみに某作家さんに会うたび、「最近読んだベスト・ミステリは?」と聞くのが常である。(数年に一度ですが・・・ (^^;)
posted by 灯台守 at 20:03| Comment(0) | ミステリ