2011年05月21日

ミラート年代記 1 古の民シリリム

ミラート年代記 1 古の民シリリム ラルフ・イーザウ・著 あすなろ書房・刊

ネシャンを書いたラルフ・イーザウのファンタジー、全三巻。一冊が600ページ以上あるので、なかなか読み応えはあるが読みやすい。もともと、イーザウの語り口がやさしいのか酒寄さんの訳が良いのか解らないけど。

設定された世界は、ネシャンが描かれた世界の他の世界という設定で、同名の神が出てきている様子。私は、記憶が定かでは無いし、確認したわけではないが物語中、その手の神話が挿入されている。

世界観は、ネシャンを踏襲し、ところどころに指輪へのオマージュもあるように感じる。伝統的ファンタジーの系譜につながる貴種流離譚。小道具も楽しく、モンスターもお約束どおり。また、ちょっと一ひねりした主人公の設定も面白い。ファンタジー読みなら、オススメの一冊。
posted by 灯台守 at 20:10| Comment(0) |