2007年11月21日

死の蔵書 ジョン・ダニング

死の蔵書 ジョン・ダニング ハヤカワミステリ

本好きで、かつ、古本好きで、かつ、ミステリ好きなら99%ハマルことの出来る本。
出た年には、たしか「このミス」に選ばれていたと思う。

実は、この本は昨日今日読んだ本ではない。しかし、面白い。
説明出来ないが、限りなくわくわくするのだ。主人公が語る本についての
蘊蓄が、稀覯本に対して行う評価が、初版本に対する考察が、なにもかも
いとおしい。

完全な活字中毒な私だからだろうか?この本は、ミステリの領域を越えて
迫ってきた。これは洋の東西を問わず本好きにとって普遍的なものかも
しれない。

そしてラストシーン。予想は付くかもしれないが、本付きでないとこの落ちの
納得度は違うかもしれない。

読み終わった瞬間から、私はこの本を読み捨てではないミステリとして
取り扱った。

今、このシリーズの最新刊・4冊目を読んでいる。なかなかの出来で
ミステリな構成になっているが、それはまた別の項目にて。
posted by 灯台守 at 22:08| Comment(0) | ミステリ