2007年11月12日

サークル・オfブ・マジック 邪悪の彫像

サークル・オfブ・マジック 邪悪の彫像/王の劇場 小学館

ファンタジーとしては、正統のお話のシリーズ。ランドルとリーフの冒険譚。
作りはオーソドックスで、そこそこの意外性もあり、入門編としては適切。
4冊6話から成る魔法使いランドルとその仲間の話だが、なんか見たことの
ある感じはするが、世界観は確立しているし、話の運びもうまい。

ちょっと、物足りなさはあるが、こっちがスレているからか?とも思ってしまう。
魔法使いが「うそをつかない」「剣をもたない」という制約下で魔法を使うという
アイデアは、なかなかすばらしい。うまく、この制約を使ってお話に旨みを
加えている。

邪悪の彫像の話も、不気味な彫像と厄災、その顛末が語られる。
けっしてhappy endでは無いが、胸に残るものがある。
やはり、うまい書き手の語り口は捨てがたい。
posted by 灯台守 at 21:37| Comment(0) | ファンタジー