2007年11月15日

サークル・オブ・マジック 魔法学校再訪/氷の国の宮殿

サークル・オブ・マジック 魔法学校再訪/氷の国の宮殿 デブラ・ドイル&ジェイムズ・D・マクドナルド

サークル・オブ・マジック 最終巻 ただしこのシリーズ、最初の話は1990年刊行だそうで
その後、2冊の続巻が出た後、十数年隔てて登場した続編となる。

2巻から後の形を踏襲して、この巻も2話収録。長いファンタジーを読み慣れている人には
多少物足りない所もあるかもしれない。実際、私は飛行機の中、あっという間に読み終えて
しまった。

物語はブレスランド再統一後1年経過したある日、宮殿にいるランドルの元に来た
魔法学校の生徒、ランドルは以前の自分の姿を彼に見る。しかし・・・
後半は、氷の宮殿を舞台に絶体絶命の危機に・・

なかなか、予測不可能な展開。前半の仕掛けはよく考えていると関心。後半の話は
多少無理があるが、これまた結構で。

熱烈なファンもいるこのシリーズ、ドキドキの連続がたまらないと思うのかも。
ひねたファンタジー読みの私は「あんまり予定調和で・・・」と思ってしまった。
ここのところは、好みによるかも。かなり、ハリポタ風の世界感に近く、
独自性が弱い所が今ひとつだったかもしれない。

おすすめ度は★★★(★三つ:まあ、読んでもよいか。)
posted by 灯台守 at 23:22| Comment(0) | ファンタジー

2007年11月14日

サークル・オブ・マジック  ブレスランドの平和

サークル・オブ・マジック  ブレスランドの平和 小学館

この題名では一話のように見えるが、2〜4巻は2つの話になっている
ような気がする。

前半は鐘楼城の攻防、後半は妖精国からの王女奪還が語られる。
1〜3巻での伏線がここに来て、なかなか効果的展開をもたらして
行くのは、ファンタジー物語では常套手段。その中で、読者に
ページをめくらせることができるかどうかが、作者の腕次第という
ところだろうか。

前半は、時間をテーマにぐるぐる回るので、ちょっと一読難しい感じが
するが、私は結構好きな分野で、はまった。SF好きな人はOKかも。
好みが分かれるところ。
後半は、ちょっと予定調和的なところがあって、残念な感じ。
まあ、水準以上は行っているので、良しとするかも。
posted by 灯台守 at 23:20| Comment(0) | ファンタジー

2007年11月13日

ストラヴァガンザ―花の都

ストラヴァガンザ―花の都 メアリ・ホフマン 小学館

ストラヴァガンザシリーズ最終巻。三部作が丸く収まる予定調和の世界・・・と
いえば、そうかもしれない。私は結構、ドキドキしたけど、受け取り方次第かも。

作者のイタリア、それもルネッサンス期のイタリアへの愛があふれるシリーズだと
よくわかる。本当に調べ上げて書き上げているから、情景が浮かび上がってくる。
中世イタリア貴族の生活や、抗争などうまいものだ。

惜しむらくは、ストラヴァガンザとその周辺の規則が、いま一つはっきりしないので
ご都合主義的に語られている所。よく読むとしっかり書き込んでいるにはいるけど
「これはNG、これはOK」という当たりがはっきりしない。

全体には、面白く深い所もあるだけに残念でならない。ファンタジーの根幹に
関わることだから、この辺で引っかかる人はだめかも。
逆に、私のようにいい加減な?性格だと十分楽しめる。

あなたはどっち派?
posted by 灯台守 at 22:02| Comment(0) | ファンタジー

2007年11月12日

サークル・オfブ・マジック 邪悪の彫像

サークル・オfブ・マジック 邪悪の彫像/王の劇場 小学館

ファンタジーとしては、正統のお話のシリーズ。ランドルとリーフの冒険譚。
作りはオーソドックスで、そこそこの意外性もあり、入門編としては適切。
4冊6話から成る魔法使いランドルとその仲間の話だが、なんか見たことの
ある感じはするが、世界観は確立しているし、話の運びもうまい。

ちょっと、物足りなさはあるが、こっちがスレているからか?とも思ってしまう。
魔法使いが「うそをつかない」「剣をもたない」という制約下で魔法を使うという
アイデアは、なかなかすばらしい。うまく、この制約を使ってお話に旨みを
加えている。

邪悪の彫像の話も、不気味な彫像と厄災、その顛末が語られる。
けっしてhappy endでは無いが、胸に残るものがある。
やはり、うまい書き手の語り口は捨てがたい。
posted by 灯台守 at 21:37| Comment(0) | ファンタジー

2007年11月11日

お買い物・・・

日曜日、娘は風邪気味でご機嫌ななめ。
家内は、朝早くから出かけて行く。

息子は、昼過ぎに起きてきてあれこれ行うが、
まあ、適当に。

一昨日、「しゃべれども しゃべれども」のDVDが届いたので
見るべく体制を整えようとするが今ひとつ。

で、DVDプレーヤーを購入しにデオデオに行く。
SONYのワンセグなし携帯DVDプレーヤーを購入。
なかなか。

午後から息子に友達が遊びに来る。
娘は午後からいなくなったと思ったら、
姉宅にて勉強していた。!!。

夕方は、姉宅で夕食。
ご苦労様。
posted by 灯台守 at 22:54| Comment(0) | こども

2007年11月10日

土曜日は・・・

家内は、土曜日・日曜日大忙し。知り合いの告別式も
あって、たいへんそう。

娘は、友達と遊びに行くので、お昼ご飯はいらないといって
消えた・・・
息子と午前中陶芸へ。帰って来て二匹の犬のうち
お母さんの方を洗う。結構、たいへんである。

お昼ご飯は、なんとかごまかして終了。

夕食も作ろうと買い物に出かける。
魚とその他のあり合わせのもの。

塾の時間ぎりぎりに帰宅していた娘は
夕食も食べず自転車で塾へ。

やれやれ。
posted by 灯台守 at 23:47| Comment(0) | こども

2007年11月09日

花の結び目

花の結び目 時実新子 朝日文庫(おそらく絶版)

川柳作家であった時実新子のエッセイ集。
というよりも自伝に近い。

昭和という時代をへて平成の世を生きた時実新子。
昭和の「与謝野晶子」と呼ぶにふさわしいその句集は
川柳がゆえに、評価されなかったらしい。

俳句は約束事が多い。その訓練方法も師事する
先生も必要なようだ。そんな中で川柳を極めた彼女の
強さに畏敬の念を持たざるを得ない。

花火の群の幾人が死を考える (句集・新子 より)

この本の中で、彼女はこの句に理解をもらってうれしかったと
述べている。戦前・戦中・戦後、壮絶な生活をおくってきて
晩年になってやっと理解者に恵まれたが、孤独な人だった
かもしれない。
posted by 灯台守 at 22:49| Comment(0) |