災いの古書 ジョン・ダニング ハヤカワミステリー
クリフ・・ジェーンウェイのシリーズ 4冊目である。
今回は、前作、前々作よりも最初の作品に近い。スタンダードなミステリに近いと言えるが
やっぱり本はミステリの中心にある。
前回登場した彼女エリンの幼なじみが夫の殺人犯として逮捕された。彼女はクリフに
状況調査を依頼し、幼なじみの住む町に行くのだが・・・
単純な夫殺しの事件とおもいきや、どんどん話は深くなっていく。ローラは義理の息子を疑っていて
かばっているのか? 真犯人はだれか?
いかにもごろつきな保安官代理、怪しい古書業者の「牧師」など、役者はそろっていき、
クリフも謎に迫るため、昔の感を頼りに動き回るが・・・
最後の最後まで読者を裏切り続けるこの本、古書ネタはサイン一本な点を除けば
非常にうまいミステリであること請け合いである。
さすがダニングで、最後のどんでん返しは、私もあっと思った。あなたもどうぞ・・・
2007年11月22日
災いの古書 ジョン・ダニング
posted by 灯台守 at 18:35| Comment(0)
| ミステリ
2007年11月21日
死の蔵書 ジョン・ダニング
死の蔵書 ジョン・ダニング ハヤカワミステリ
本好きで、かつ、古本好きで、かつ、ミステリ好きなら99%ハマルことの出来る本。
出た年には、たしか「このミス」に選ばれていたと思う。
実は、この本は昨日今日読んだ本ではない。しかし、面白い。
説明出来ないが、限りなくわくわくするのだ。主人公が語る本についての
蘊蓄が、稀覯本に対して行う評価が、初版本に対する考察が、なにもかも
いとおしい。
完全な活字中毒な私だからだろうか?この本は、ミステリの領域を越えて
迫ってきた。これは洋の東西を問わず本好きにとって普遍的なものかも
しれない。
そしてラストシーン。予想は付くかもしれないが、本付きでないとこの落ちの
納得度は違うかもしれない。
読み終わった瞬間から、私はこの本を読み捨てではないミステリとして
取り扱った。
今、このシリーズの最新刊・4冊目を読んでいる。なかなかの出来で
ミステリな構成になっているが、それはまた別の項目にて。
本好きで、かつ、古本好きで、かつ、ミステリ好きなら99%ハマルことの出来る本。
出た年には、たしか「このミス」に選ばれていたと思う。
実は、この本は昨日今日読んだ本ではない。しかし、面白い。
説明出来ないが、限りなくわくわくするのだ。主人公が語る本についての
蘊蓄が、稀覯本に対して行う評価が、初版本に対する考察が、なにもかも
いとおしい。
完全な活字中毒な私だからだろうか?この本は、ミステリの領域を越えて
迫ってきた。これは洋の東西を問わず本好きにとって普遍的なものかも
しれない。
そしてラストシーン。予想は付くかもしれないが、本付きでないとこの落ちの
納得度は違うかもしれない。
読み終わった瞬間から、私はこの本を読み捨てではないミステリとして
取り扱った。
今、このシリーズの最新刊・4冊目を読んでいる。なかなかの出来で
ミステリな構成になっているが、それはまた別の項目にて。
posted by 灯台守 at 22:08| Comment(0)
| ミステリ
2007年11月20日
朝日のようにさわやかに 恩田陸
朝日のようにさわやかに 恩田陸 新潮社
恩田さん、久方ぶりの短編集。14編が収録されている。
かなりの割合がスリラーというかホラー系。わたしのお好みは
あの学園ものの続き。なんか、あっという間に恩田ワールドに
引き込まれ、パンッ と、元の世界に連れ戻される。
短編ならではのリアルとフィクションの間に揺れる感覚が
すさまじい。
●「水晶の夜、翡翠の朝」
●「ご案内」
●「あなたと夜と音楽と」
●「冷凍みかん」
●「赤い毬」
●「深夜の食欲」
●「いいわけ」
●「一千一秒殺人事件」
●「おはなしのつづき」
●「邂逅について」
●「淋しいお城」
●「楽園を追われて」
●「卒業」
●「朝日のようにさわやかに」
恩田さん、久方ぶりの短編集。14編が収録されている。
かなりの割合がスリラーというかホラー系。わたしのお好みは
あの学園ものの続き。なんか、あっという間に恩田ワールドに
引き込まれ、パンッ と、元の世界に連れ戻される。
短編ならではのリアルとフィクションの間に揺れる感覚が
すさまじい。
●「水晶の夜、翡翠の朝」
●「ご案内」
●「あなたと夜と音楽と」
●「冷凍みかん」
●「赤い毬」
●「深夜の食欲」
●「いいわけ」
●「一千一秒殺人事件」
●「おはなしのつづき」
●「邂逅について」
●「淋しいお城」
●「楽園を追われて」
●「卒業」
●「朝日のようにさわやかに」
posted by 灯台守 at 23:39| Comment(0)
| 本
2007年11月19日
天と地の守り人
天と地の守り人 上橋菜穂子 偕成社
全10巻になる守り人シリーズの最終話。
なんと言っても、バルサとチャグムの再開シーンが見物。
前の方の巻ははるか彼方に読んでいるので、記憶が不鮮明。
しかし、蒼路の旅人からこの3巻に渡って、一気に読ませる
圧倒的な作者の思いが伝わってくる。
国とは、民族とはなにか? 自然と人の関係はどうあるべきか?
いろいろに、読み手によっては深い問いかけをしてくる
すばらしいファンタジーである。
全10巻になる守り人シリーズの最終話。
なんと言っても、バルサとチャグムの再開シーンが見物。
前の方の巻ははるか彼方に読んでいるので、記憶が不鮮明。
しかし、蒼路の旅人からこの3巻に渡って、一気に読ませる
圧倒的な作者の思いが伝わってくる。
国とは、民族とはなにか? 自然と人の関係はどうあるべきか?
いろいろに、読み手によっては深い問いかけをしてくる
すばらしいファンタジーである。
posted by 灯台守 at 23:18| Comment(0)
| ファンタジー
2007年11月18日
日曜日の憂鬱
日曜日の憂鬱である。
朝から波乱含み。
娘は、朝から試験勉強モード。あれまあ・・・
「おばちゃんちで勉強!!」と言って とっとと外出。
自分の部屋だと集中できないらしい。
息子は、前日買ったPS3用ワゴンを買うというので、
ニトリに買い物に行く。ぴったりな5000円を切るPC台があったので
それに決定。
昼ご飯はうどんですませて、午後から買い物に出かける。
ドライバー修理用の水道用プライヤーを398円で購入。
そうこうしていると、姉宅に出かけていた息子がべそをかいて
帰ってくる。おじちゃんとけんかしたらしい。
夕方、広島から帰松する姉を迎えに港へ。その話で
二人でため息。「あれまあ・・・」
ま、ふたりとも子供かぁ・・・
朝から波乱含み。
娘は、朝から試験勉強モード。あれまあ・・・
「おばちゃんちで勉強!!」と言って とっとと外出。
自分の部屋だと集中できないらしい。
息子は、前日買ったPS3用ワゴンを買うというので、
ニトリに買い物に行く。ぴったりな5000円を切るPC台があったので
それに決定。
昼ご飯はうどんですませて、午後から買い物に出かける。
ドライバー修理用の水道用プライヤーを398円で購入。
そうこうしていると、姉宅に出かけていた息子がべそをかいて
帰ってくる。おじちゃんとけんかしたらしい。
夕方、広島から帰松する姉を迎えに港へ。その話で
二人でため息。「あれまあ・・・」
ま、ふたりとも子供かぁ・・・
posted by 灯台守 at 22:01| Comment(0)
| こども
2007年11月17日
息子の誕生日
11/17は息子の誕生日。
朝からスケジュールびっしり。まずは、9時に郵便局へ貯金を引き出しに行き
陶芸のところにDVDを運ぶ。9時半過ぎに、松山埋蔵文化保護センター・
松山考古館へ。
10時から「ガラス勾玉作成体験」を息子と行う。二日間の行程。
まずは1日めで、二日目は12月15日。
一日目の作業は、型作り。勾玉の型を作って焼き、それを鋳型にして
ガラスを整形するという感じ。
直径5cmくらい、高さ1.5cmくらいの円筒をスライスしたものを6つ作り
おのおの違った型にするのだが私はすべて勾玉。ただし、ちょっとづつ
形が違う。まあ、2時間弱で終了。
考古館をでて、ゲームやさんに行き、PS3を買う。最上位機を購入。
同時に「ぼくの夏休み3」を買った。おまけで「スパイダーマン3」が
ついてきた。
ま、誕生日ということで疲れ果てた感じ。
朝からスケジュールびっしり。まずは、9時に郵便局へ貯金を引き出しに行き
陶芸のところにDVDを運ぶ。9時半過ぎに、松山埋蔵文化保護センター・
松山考古館へ。
10時から「ガラス勾玉作成体験」を息子と行う。二日間の行程。
まずは1日めで、二日目は12月15日。
一日目の作業は、型作り。勾玉の型を作って焼き、それを鋳型にして
ガラスを整形するという感じ。
直径5cmくらい、高さ1.5cmくらいの円筒をスライスしたものを6つ作り
おのおの違った型にするのだが私はすべて勾玉。ただし、ちょっとづつ
形が違う。まあ、2時間弱で終了。
考古館をでて、ゲームやさんに行き、PS3を買う。最上位機を購入。
同時に「ぼくの夏休み3」を買った。おまけで「スパイダーマン3」が
ついてきた。
ま、誕生日ということで疲れ果てた感じ。
posted by 灯台守 at 23:12| Comment(0)
| こども
2007年11月16日
一応のガイドライン
一応記載ガイドライン・・・
月〜金は読書日記。土・日は子守日記になる確率高し。
本は、ファンタジーをできるだけ多く書く方針。ついでミステリ・SF・マンガ。
その他いろいろ。純文学はあまりないかも。
月〜金は読書日記。土・日は子守日記になる確率高し。
本は、ファンタジーをできるだけ多く書く方針。ついでミステリ・SF・マンガ。
その他いろいろ。純文学はあまりないかも。
posted by 灯台守 at 23:52| Comment(0)
| あれこれ