2007年04月11日

古王国のまとめ・・ ガース・ニクス

文庫で再読した古王国のまとめ。備忘録かも。

ガース・ニクス作のファンタジー。
壁で隔てられた向こうに魔法の王国があるという設定。
壁そのものに魔法の力があるとされていて、壁の向こうとこちらでは
季節も違うし、科学の力も壁の向こう側では無力となる。
壁の近くでは、エンジンもかからなくなる。壁を越えると機械で
漉かれた紙は、ぼろぼろと崩れていく。

壁の向こう側の魔法は「チャーター」と「フリーマジック」の二種類が
ある。古くは混沌としたフリーマジックを統べる者が現れる。彼らは
チャーター聖賢とよばれ、王国を統べる王族、未来を見据えるクレア
、そして死と生の境界を守るアブホーセンとなって今にその血脈を
維持することとなる。

この物語にはファンタジーにつきものの神は登場しない。代わりに
登場するのは、死霊とチャーター(聖賢)とフリーマジックである。
死霊を操るネクロマンサーと戦うアブホーセンは、あざやかに描かれ
7種のベルというのも、ぞくぞくする。
posted by 灯台守 at 22:46| Comment(0) |