2018年01月07日

柳家三三 独演会 in 神戸 2018/01/07

恒例、三三さんの神戸・松方ホールの落語会。演目は以下。

一目上がり     柳家小かじ
茶の湯       柳家三三
仲入り
明け烏       柳家三三

毎回、三三さんの人物描写には驚かされる。演じるのは一人なのに、そこに江戸の人々がよみがえる。今回は明け烏が秀逸だった。堪能した時間に感謝。

posted by 灯台守 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語

2018年01月05日

女神の見えざる手

『女神の見えざる手』(原題:Miss Sloane)は2016年に公開されたアメリカ合衆国・フランス合作。主演・ジェシカ・チャステイン、監督・ジョン・マッデン

アメリカの銃規制法案を阻止するロビー活動を支援し、法案を通すために活動するロビイスト・スローン。彼女は元々いたロビイスト会社をやめ、銃規制法案を通すために奔走する。法案阻止にために活動する元の会社は、スローンの行動の瑕疵を洗い出し、公聴会開催に持ち込むが・・・。彼女の逆転の一撃とは。

まずはアメリカのロビイストの位置付け、存在を理解していないと映画についていけないかもしれない。ただロビイストの存在を踏まえたうえで、ストーリーを押さえていくと、綿密な伏線と最後の10分強の見せ場が見事に炸裂する。

ロビイストを把握した後、情報なしで見ることをお勧めの一作。
posted by 灯台守 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2018年01月03日

カンフー・ヨガ

『カンフー・ヨガ』(原題:功夫瑜珈、Kung Fu Yoga)は、2017年公開のアクションコメディ冒険映画。中国・インド合作映画で、監督・スタンリー・トン、主演・ジャッキー・チェン

良くも悪くも、ジャッキーの映画。能天気で、ご都合主義で、カンフーとアクションは盛りだくさん。でもなんだか、すごいシーンとちゃちいシーンが混然一体となっている。

フェラーリやポルシェが遠慮なく破壊されるシーンのお金のかけ方に対し、クライマックスの寺院のしょぼさは、なんともいえずアンバランスだが、これがジャッキー&中国&インド映画なのかもしれない。

エンディングのダンスシーンもお約束。
posted by 灯台守 at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2017年12月24日

キラキラ共和国 小川糸

キラキラ共和国 小川糸 幻冬舎
ごぞんじ、「ツバキ文具店」の続編。

正編の感想はこちら
ツバキ文具店

NHKの連続ドラマが、わりと良くて鎌倉にあこがれてしまいます。すっかりポッポちゃんのイメージが多部未華子さんになるかと思いきや、初読時のイメージが浮かんでくるのは、さすが小川糸さんの筆力でしょう。

前回、いい感じだったモリカゲさんと結婚したポッポちゃん、QPちゃんのその後のエピソードの話なので、前作は必読。リアル派の方から見ると「こんな事は物語の中だけ」と批判を受けそうな感じだが、やっぱり小川節が炸裂する。これはこれで、ありかもしれない。特にモリカゲさんの故郷でのやり取りには胸が熱くなった。

一方、リアルな話もある。夢いっぱいな事だけでは現実は語れないということか。伏線だけ張った感のあるエピソードもあるし、続々編に期待。

不作の今年の中で、救われた一冊(シリーズ)だった。
posted by 灯台守 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年12月17日

月刊キャッツ 12月 12/16 1F I12

月刊キャッツ、20回め。今回は、1階I列12番。

再び、シラバブは五所さん。一番、歌唱安定感はある。
席からして、シラバブ握手席かと思ったが、もっと後ろだった。
タガーの時は、完全に舞台からいなくなってお兄さん猫と遊んでいたようだ。
今年は今日でキャッツは終了。あと残り6回となった。

キャッツ 大阪
2017年12月16日(夜)公演  大阪四季劇場

グリザベラ 江畑晶慧
ジェリーロラム=グリドルボーン 岡村美南
ジェニエニドッツ 加藤あゆ美
ランペルティーザ 馬場美根子
ディミータ 円野つくし
ボンバルリーナ 渡辺智佳
シラバブ 五所真理子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 松山育恵
ヴィクトリア 引木 愛
カッサンドラ 高橋伶奈
オールドデュトロノミー 山田充人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 飯田洋輔
マンカストラップ 渡久山 慶
ラム・タム・タガー 西尾健治
ミストフェリーズ 一色龍次郎
マンゴジェリー 新庄真一
スキンブルシャンクス 北村 優
コリコパット 押田 柊
ランパスキャット 荒木啓佑
カーバケッティ 繻エ 駿
ギルバート 肥田晃哉
マキャヴィティ 中村智志
タンブルブルータス 塚下兼吾
posted by 灯台守 at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2017年12月09日

オリエント急行殺人事件

『オリエント急行殺人事件』(オリエントきゅうこうさつじんじけん、原題: Murder on the Orient Express)2017年にアメリカ合衆国で公開された映画。監督・主演はケネス・ブラナー。ご存知、1934年にアガサ・クリスティが発表した小説『オリエント急行の殺人』が原作。同作は、1974年にイングリッド・バーグマンがアカデミー助演女優を受賞した名作がある。

ネタばれの恐れがあるので、詳細はかけないが、本作の趣旨と名探偵ポアロの苦悩、考え方が監督の解釈によって、かなり違った表現になっていると思われる。微妙に違う演出/役割とポアロの演技によって、受ける印象が全く違うと思う。双方ともに名作であると思われる。

再度1974年版を見て、ジャクリーン・ビセットの美しさに見とれたのは新たな発見だった。まあ、私としては2017年版のポアロのほうが好きだけど、原作に近いのは1974年版かもしれないが。
posted by 灯台守 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2017年12月03日

雨の日も神様と相撲を 城平京

雨の日も神様と相撲を 城平京 講談社タイガ

ミステリー作家で漫画原作で活躍している城平京さんのラノベです。相撲とミステリがファンタジー的に合体した稀有な作品。

主人公は、逢沢文季(あいざわ・ふみき) 中学3年生の“相撲少年”。父は190センチに達する仁王のような男で、大学まで相撲をやっていたが腰を痛めて力士の道をあきらめる。母は小柄だが、その父を凌駕する相撲知識と理論の持ち主。二人は相撲が縁で結ばれ両国で暮らし、文季が生まれた。しかし、彼が中学3年になる春休みに二人とも亡くなってしまう。
親族のほとんどいない彼が引き取られた先は、会った記憶も怪しいたった一人の叔父さん。暮らす久々留木村(くくるぎむら)は米つくりが盛んな村で、どうもカエルの鳴き声が名前のもとらしい。その村ではカエルが神様であり、相撲が大好きとのこと。文季も相撲好きの両親の方針で10年相撲をやってきていたが、身長は150cmたらずで体重も40kgあるかどうか。村に来ることで相撲との縁が切れると思っていた文季だが、さらに深まることになる。はては、神様であるカエルから「相撲を教えてほしい」と言われる。彼は相撲に愛されているのか、それとも祟られているのか。

読みやすい文章に騙されてはいけない。緻密なプロット、異色のキャラクタ、裏の裏の裏まで考えた論理構成が、その読みやすさを支えている。そもそも、引き取られた先が、一度あったかどうかくらいの叔父とその義理の父親という構成からはじまるし、カエルに依頼された相撲が非常にリアルで、人間の相撲との比較はおもわず肯いてしまう。いやいや、それは実際にないだろう・・・って思う以前に肯いているのが素晴らしい。そして、最後はあのオチである。いやはや。

作中の殺人事件の要不要論もあるが、それはさておき、Amazon評価が10のうち★5が5、★4が5という高評価の作品である。

posted by 灯台守 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) |